物理の勉強法

物理の勉強法

理科系の入試科目の中で物理は生物や化学など他の科目と異なり暗記だけで高得点が取れる科目ではありません。物理で高得点を取るためには現象を正確に理解し、それに則した式を正確に作れなければなりません。なぜなら入試で出題される問題は様々な視点や形で作られるものであり、特に物理は記憶しなければならないことが少ないためその傾向が顕著で、あらゆる切り口で問題が作られます。

そのため現象の深い理解が必要になってくるのです。個別指導の塾などに通っていれば物理を深く理解するための勉強法なども指導してくれるかもしれないので積極的に質問してみましょう。
入試の物理では波動・電磁気学・力学・熱力学の4つの分野からの出題が多いのですが、たとえば波動の分野では光波や音波などそれぞれに固有の式があるもののそれだけを用いて対応しようとすれば少し高度な問題になるととたんに解けなくなってしまいますので波動の基本式をしっかり理解して応用することが大切です。

電磁気学の分野では回路図を用いた問題がよく出題されますが、複雑な問題の場合用意された回路図を自分なりに分かりやすいように描き直してみるというのが有効な解き方なのですが、その際多くの問題が、基本的な電位の式を用いることによって解けてしまいます。

また、力学の分野で重要となるのがベクトル等の図を正確に分かりやすく描くことです。ベクトルの図はどうしても見にくくなってしまいがちなので、これが上手くできるとかなりの高得点が期待できるでしょう。

このように物理では基本的な理解がとても重要なので普段の勉強は理解することに重きを置いて行うべきです。演習問題を解いていて解けない問題があればあまり悩まずすぐに参考書等を見てしっかりと理解しましょう。そしてしばらく時間をおいてから再びその問題に取り組むということを繰り返していき、完全に理解できるまで続けましょう。
そのような勉強法を続けていけば物理で高得点を取れる可能性が高まることと思います。

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