化学の学習法
化学の学習法について、解説します。
化学は自然科学です。自然科学に例外はなく、全てにおいて理由があります。自然科学、今回でいえば化学を熟知している人が化学の教科書を読むと「そうですね。」となりますが、教科書から化学の内容を正確に読み解くのは困難です。
教科書には、様々なレベルのものがあり、各出版社から発行されています。進学校ではレベルの高い教科書を使いますが、学校のレベルが下がるほどやさしい教科書を使うので、化学の実態を理解することはますます困難です。また、最高レベルの教科書や参考書でも、間違っていたり、誤解を招く表現が多数見受けられます。
例えば小学校の時、川は上流は流れが急なので、大きなごつごつした石が多く、下流に行くにつれ流れが弱くなり、粘土のような細かい土が、河口で三角州をつくる事を習います。この点高校の知識なら河口で塩水のために凝析した事が分かりますが、小学校ではあえて情報を変えて教えているのです。このような指導法は、理解を助けますが、入試問題を解くときに不利に働くことがしばしばあります。
このような問題を解決する術が講師会にはあります。
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