難しくなる医学部受験

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近年大学の医学部受験が難しくなっています。元々超難関であった大学の医学部ですが、ここ最近日本中で優秀な生徒たちが医学部合格を目指すようになっていて、大学の中には志願倍率85倍というところもあります。それ以外の大学でも今や2~30倍は当然というような状況です。

しかも受験するのは日本中の優秀な生徒たちばかりで全員が高い偏差値なので当然全体的に難易度が極めて高いといえます。センター試験の得点率についても90%前後は必須といいえるでしょう。なぜ医学部受験がこのような困難な状況になってしまったのでしょうか。

まず大きな原因として経済的な事情があります。医師は高収入であり、しかも社会的地位も高く、将来のより良い人生設計のために一番良いということです。またそれに加え2008年以降私立大学の医学部において学費の大幅な値下げが行われ、あまり裕福でない家庭の生徒も受験しやすくなったという点も挙げられます。

さらに、今までは他の分野に進んでいったような人たちが医学部を目指しはじめたことも大きな原因です。例えば理系の学部を出て大手のメーカーに就職したとしても昨今の経済状況ではいつ会社が無くなってしまうか分かりません。

すなわち就職を控えた学生にとって医師が最も安定収入が得られる職業であり、それゆえに優秀な生徒たちは皆医学部受験を目指すようになってしまったと考えられます。

大阪の個別指導の塾「講師会」では生徒一人一人に密着した少人数での個別指導を行い、落ちこぼれを作りません。平均偏差値は1年で15~20UPしている実績があります。