赤本の活用

大学入試の過去問を各大学ごとに集められた赤本は多くの受験生が利用していることと思います。しかし赤本を利用している人の中でその価値を最大限に活用している人がどれだけいるでしょうか。単に自分の実力がどの程度のものかを把握するための力試し程度に考えている人も多いのではないでしょうか。

赤本を単なる力試しとしてのみ使うのは非常にもったいないことと言わざるをえません。赤本の真価はその大学の入試問題の出題傾向を知ることにあるのです。自分が目標とする大学が入試において、どの範囲の問題が出題されることが多いのか、出題形式は穴埋め、論述、選択のどれが多いか、出題内容の点数配分はどうなっているか、などを把握することができるのが赤本なのです。もし個別指導の塾などに通っているならば赤本の活用法についても教えてくれるかもしれませんので尋ねてみましょう。

そうして出題傾向を把握しつつ、問題を解くことによって自分が何を重点的に勉強すればよいか、自分の弱点は何かを発見することができ、以後の試験勉強を効率的に行うための助けとなるのです。

このように赤本は非常に価値のある教材でありますが、どの赤本を選ぶかにも注意が必要です。赤本を選ぶ際にはできるだけ最新のものを選ぶようにしましょう。あまり古すぎる過去問を選んでもその出題傾向は現在のものとは大きくかけ離れていることが多いからです。

大阪の個別指導の塾「講師会」では最高でも4人1グループの少人数での個別指導を行っています。大学入試のための赤本の活用法なども少人数での個別指導のため自由に質問できます。受験を控えた浪人生の方とその親御さんにおかれましてはぜひ当塾にお気軽にご相談ください。