睡眠はしっかりとっていますか?
大学入試のための勉強に限らず、中間テストや期末テストなど、大事なテストのための勉強を行っている際、勉強時間が足りず一夜漬けして本番に臨むという経験をした方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
テスト勉強のために徹夜するというのは長時間勉強することになるので高い効果があるかのように思われるかもしれませんが、じつはそうでもありません。特に大学入試のための勉強で徹夜をすることは絶対に避けた方がよいのです。
人間の記憶には短期記憶と長期記憶があり、短期記憶はその名の通りごく短い間しか脳に保存されない記憶のことで、勉強によって頭に入れた情報は最初はこの短期記憶として保存されます。
一方長期記憶はその逆で長い時間脳に保存される記憶です。昔覚えたことを今でもしっかり覚えているというようなものはこの長期記憶に当たります。大学入試のための勉強では高校の3年間で学んだことの蓄積が重要になってくるので、それらをいかに長期記憶として保存できるかが受験に成功するためのカギとなるのです。
ではどのようにすれば勉強したことを長期記憶として脳に保存することができるのでしょうか。
最初に脳に入れた情報は必ず短期記憶として保存され、いきなり長期記憶として保存されることはありません。どうにかしてこの短期記憶を長期記憶に変換していかなくてはならないのですが、そのための方法が睡眠です。
人間の脳は睡眠中に短期記憶を長期記憶に変えるようにできているのです。徹夜で勉強しても睡眠をとらない限り短期記憶が長期記憶にならず、覚えたことをすぐ忘れてしまい、勉強したことが無駄になってしまいます。
大学入試のための勉強は長丁場で、頭に入れなければならない情報は膨大です。無理に勉強して詰め込むようなことはせず、しっかりと睡眠をとって着実に知識を蓄積していきましょう。
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