暗記にはコツがあります。

大学入試に向けて猛勉強をしている受験生の方にとって暗記がいかに重要かはもはや言うまでもないことだと思います。
入試に必要な科目のほぼ全てで暗記は避けては通れない道といえるでしょう。
そしてこの暗記はただひたすらに時間を費やして行えばよいというものではなく適切なやり方をしなければあまり効果は出ないものなのです。もし個別指導の塾などに通っているならば効率的な暗記法などについても指導してくれるかもしれませんので質問してみるのもよいでしょう。

まず言えるのは暗記は繰り返し行わなければならないということです。
たとえば同じ方法、同じ時間暗記学習を行ったとしても、まとまった時間一回だけ勉強するよりもそれよりも短い時間で何回かに分けて勉強した方が記憶の定着率は高いことが分かっています。

これは「エビングハウスの忘却曲線」の理論からも分かるように人は一度記憶したことを時間の経過とともに忘れていくもので、1週間もたつと勉強したことの20%しか覚えていないと言われています。このことはテスト前に一夜漬けで勉強した経験のある人には分かりやすいのではないでしょうか。

このような現象は人の脳の仕組みであり変えることはできないので、それを踏まえた上での勉強法を実行すべきです。
具体的には暗記学習は時間を区切って何回も繰り返し行うということです。一日の内に同じ学習を何度も繰り返すのもいいですし、毎日同じ範囲を復習するのもよいでしょう。

このような地道な暗記学習を繰り返していけば、覚えるべきことがしっかりと身に付き、効率的な受験勉強ができるようになるでしょう。

大阪の個別指導の塾「講師会」では最高でも4人1グループの少人数での個別指導を行っています。暗記学習に関するお悩みなども少人数での個別指導のため自由に質問できます。受験を控えた浪人生の方とその親御さんにおかれましてはぜひ当塾にお気軽にご相談ください。